紙芝居 | ▶日々のあれこれ | ||||
▶ 子ども会 | |||||
演 目 大型紙芝居 「けちんぼ 黒べぇ」」 80㎝×90㎝に書きまた。 |
絵・脚本: 寒香香代 校正:知軒&知龍 原作:クリスマスキャロル 声優: ✤ 浄光寺サラの会 ✤ 山鹿こどもあーとらぼ |
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①昔 黒兵衛という とってもケチンボで意地悪な おじいさんが いました。 |
②明日からお盆です。 黒兵衛は番頭の六助を 今日もこき使っています。 |
③さて、その日の夜のこと ・・・・。ギャー!! |
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④ な・なんと。友だちの 直七が幽霊で現れました。 「黒兵衛さん!あなたを 助けに来ました。 三人の仏さまのことを よーく聞くのですよ~」 |
⑤ 気が付くと仏様が立っておられました。 「私は釈迦如来という 過去の仏である。 今からお前の小さかった 頃を見せてあげよう」 |
⑥ お釈迦さまは、驚いて 口をポカ~ンとあけている 黒兵衛の手をとって、光の 中へ入っていかれました。 |
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⑦ 光の輪を出ると、そこは黒兵衛が小さい頃住んでいた家でした。 「懐かしいな~」「あっ、お母さんだ!お美代も権太もいる」お寺のお坊さまのお経の声が聞こえてきました。 |
⑧ 気がつくと家に帰って寝ていました。 すると、又仏さまが立っておられました。 「私は地蔵菩薩という現在の仏である。今から、お前のよく知っている家に連れて行こう」 |
⑨ そこは、番頭 六助の家でした。 「小太郎の具合はどうだい?」「それがねー、おまえさん。薬を買うお金が無いのだよ」 「何と!病気の子どもがいたとは・・。知らなかった。」 |
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⑩ 気がつくと家に帰って寝ていました。すると又、仏さまが立っておられました。「私は弥勒菩薩という未来の仏である。今から、お前の未来を見せてやろう」 |
⑪ 近所の人たちが話しています。「黒兵衛さん、泥棒に全財産取られちまって、心臓が止またんだってよ」「へえ、あんな血も涙もない男、可哀そうでも何でもないよ!」 |
⑫ ハッと気がつくと、弥勒菩薩も全て消えていました。黒兵衛は、また眠ってしまいました。 |
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⑬ 「ワシはなんと冷たい人間だったのか。よーし、今からうまれかわるぞー」 血も涙も無い男と呼ばれた黒兵衛は、仏の黒兵衛と呼ばれ、幸せに暮しました。 |
チャールズ・デイッケンズ原作 『クリスマスキャロル』より |
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住職の歌とギターに |
影絵劇
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下絵: 寒香香代 制作&出演: 浄光寺仏教若婦人 「サラの会」 音楽: 寒香知軒 |
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① マーだ だよ! |
② ♬ 旅行く 親鸞 ♪ |
③ しろい小径が ありました ひとり旅路を 急ぐのは 親鸞さまで ありました 遠い旅ゆく 人でした |
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④ 暗い夜道で ありました ひかりかかげて 進むのは しんらんさまで ありました あたりを照らす 人でした |
⑤ 吹雪の道で ありました 西へ西へと かえるのは しんらんさまで ありました くろい衣の 人でした |
⑥ けわしい坂で ありました わきめもふらず 登るのは しんらんさまで ありました 超えては越えて 往きました |
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⑦ ♬♪ 間 奏 ♫ ♩ |
⑧ 長い旅路の 果てでした 南無阿弥陀仏と 目をとじた しんらんさまで ありました 夕陽のような 人でした |
⑨ おしまい |
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演 目 大型紙芝居 80㎝×90㎝に書きまた。 |
絵・脚本: 寒香香代 |
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① |
② 平和でのんびりした 「花の木村」に、5人の盗人 がやってきました。 村はずれで4人の子分に 親分が言いました。 「村に行って様子を 見て来い」 「おまえら盗人 になりたてだから、へまを しないような!」 |
③ 盗人の親分は、お地蔵 さまのそばに寝ころんで言い ました。 「わしも昨日までは、一人 ぼっちの盗人だったが、 子分を持つのも いいもんだ わい」 「子分が 村に仕事に行った 間、こうやって、寝て待てば いいわけだ。クックック」 |
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④ 『元 釜師の釜右ヱ門』 『元 錠前屋の海老之丞』 『元 角兵ヱ獅子の角兵ヱ』 『元 大工の鉋太郎』たちが、 帰って来ましたが、皆 役に 立たないので、親分に𠮟ら れて又 村に帰って行き ました。 |
⑤ 「盗人だー!」「まてーぇ!」 盗人ごっこをしている子ども たちが、走って行きました。 気が付くと、親分の後ろに 子牛を引いた 品のいい 可愛らしい男の子が、 立っていました。 「おじさん!この牛持って てね」 |
⑥ 男の子は、親分に子牛を 預けて、どこかに行ってしま いました。「イッヒッヒ!子分 たちに、もう 子牛を盗んだと 言えるぞ」「ワッハッハ・・」 親分は生まれて初めて、 人から信用してもらった のでした。 なぜか、涙がでてきました。 |
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⑦ やがて夕方になりました。 親分はあの男の子に子牛を 返そうと、待ちました。 親分の目から、まだ 涙が溢 れています。 子牛はお腹がすいたのか、 親分に体をすり寄せます。 |
⑧ 「親分、ただいまー」 「おや!さすが親分だ、 おいらたちが村に行って いる間に、もう一仕事した んですかい?」 いや、子どもが取りに来ない ので困っているんだ。 お前たち、探してくれ ないか?」 「ええっ子牛を返すんで すかい?」 |
⑨ 5人の盗人は、子牛を引いて 村中で、男の子を捜しました。 「親分!もう これだけ捜して 見つからないんじゃ、手だてが ありませんぜ」 「仕方ない、役所に行こう」 「ええっ!盗人が役所に 行くんですかィ?」 |
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⑩ 役人の所にやってきました。 「子牛を預かって、その子 供を見失って、困っており ます。」「子牛は預かってお きましょう」「さぁ、お疲れで しょうから、どうぞ、どうぞ」 「ちょうど月を見ながら、一 杯やろうとしていた所です」 「縁側の方へどうぞどうぞ」 お酒をご馳走になって、愉快 に笑ったり話したりしました。 「すっかりご馳走になりました。 お前たちもお礼を言いなさい」 「ありがとうございました」 |
⑪ 村はずれまで来ました。 すると親分は「忘れ物をした」 と言って、又 役所に引き返 しました。 「実は、わしらは盗人です。 しかし、この四人は今日盗人 になったばっかりで、何も悪 いことはしていません。 この弟子たちだけは許して 下さい」とたのみました。 役人は「よしよし、わしにま かせなさい」と言ってくれま した。 |
⑫ こうして5人の盗人は、改心 したのですが、あの子供は いったい誰だったのでしょう。 結局、村のお地蔵様だろう ということに決まりました。 お地蔵様が草履をはいて 歩いたというのは、不思議な 事ですが、昔の事だし、この くらいの不思議はあっても いいと思われます。 もし、これが本当だったら、 「花の木村」の人々が、 いい人たちだったので、お地 蔵様が救って下さったのです。 おしまい |
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演 目 「じゅげむ」 文章は省略してあります。 80㎝×90㎝に書きまた。 |
原文: 「古典落語」より 絵・脚本: 寒香香代 上演: 浄光寺「声優グループ」 |
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① えぇ~、お笑いを一席 |
➁ 「わが子ながら、 可愛いな~!」 「お前さん!名前付けて おくれ よ。」 「住職に聞いてくらぁ」 |
③ 「ご住職!長生きする、 ありがたーい名前を教えて ください。」 |
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④ 昔から、鶴は千年、亀は 万年と申しますぞ。 |
⑤ 無量寿経の中に五劫の 擦り切れとありましてな・・ |
⑥ 海砂利水魚、水行末 ・雲行末・風来末といって、 大宇宙のような・・・・・。 |
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⑦ 生きていく上で一番大事なも のは、食う寝る処に住む処。 めでたい藪裏柑子藪柑子 |
⑧ 中国にパイポという国が あって、シューリンガンと グーリンダイの子どもが、 ポンポコピーのポンポコナ ーで・・・ |
⑨ 「長久命の長助はどうだい?」 「今までのを全部書いてくだ さい!」 「えっ、全部?」 |
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⑩ 「ご住職!この前の名前、 全部付けました。」 「えぇ??」 |
⑪ 近所では、みんな集まって、 名前の練習です・・・。 |
⑫ 腕白盛りのじゅげむ・・ ・・君が、近所のマー坊を 泣かせて 。 「ちょいとお前さん、うちの じゅげむ・・・・、が・・・」 |
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⑬ 「寺小屋行こぅ!」 「待ってね、今呼んでくるから、 じゅげむじゅげむ・・・・。」 「おばちゃーん!先に行くよ」 |
⑭ 「大変だー!寿限無君が 井戸に落っこちたー!」 「えぇっ、うちのじゅげむじゅ ・・・・。」 「馬鹿だね、 こんな時は、寿限無でいい んだよ!」 |
⑮ 「おい、寿限無。書き取り どうだった?」 「 ダメ、名前を書くだけで 半分済んじゃった。」 「へぇ、名前が長いのも 大変だねー。」 |
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